下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは、下肢すなわち臀部(尻)から足先までの表在静脈に血がたまって血管が拡張して、ところどころにこぶとなって屈曲や蛇行を起こしている血管疾患のひとつです。
特に下腿(脹脛)に多くみられます。


この疾患によって生命や下肢の機能に影響を及ぼすということはありませんが、立っていると外見上血管が浮き出てデコボコしていたり、浮き出た血管が青く見えたりするので美容的には問題が大きいと思われます。


長時間の立ち仕事などの人に多く見られる下肢静脈瘤ですが、症状のある人の割合は、女性のほうが多く男性に対して2倍程度です。
また、成人女性の43%にその症状が認められているという調査結果もあります。

やはり女性にとっては気を付けなくてはいけない病気といえます。


しかし、比較的おこりやすい疾患で軽度の場合は、疲れやすいとかむくみを感じる程度で外見上以外では特に自覚症状の少ない事が多いので、軽視する人も多いかもしれませんが、重度の下肢静脈瘤の場合は皮膚炎症や色素沈着、潰瘍などの症状が見られる場合もあります。

また痛みやほかの炎症を招く事もありますので、決して軽視していいものではありません。


見た目の問題ももちろんありますが、ほっておかないほうがいいでしょう。

下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の症状は、はじめは自覚症状も少なくわかりにくいものです。


一般的には、足に血液が溜まるのですから、疲れやすくなったり、むくんだり、だるいといった症状が現れます。

また、立った状態では太くうねった静脈瘤が出現したりもします。

寝ているときにこむら返りなどケイレンを起こしたりすることもあります。

皮膚炎や湿疹など皮膚に対する障害も血液が足に溜まる事から起こってきます。
これは、皮膚への栄養分が届かなくなるからです。

重度の場合は色素沈着や静脈瘤の部分に皮膚潰瘍が出来ることもあり、これはなかなか治りにくいといわれています。


また、外見上以外の症状が出にくい下肢静脈瘤ですが、外見と自覚症状の強さとが一致するというわけではありません。

見た目に問題がないので、症状が出ていても問題ないと安心してはいけないという事です。


下肢静脈瘤の症状は、足の疲労感や重苦しい感じ、だるさ、夜間のケイレン、場合によってはかゆみを伴う湿疹などに変化している事もあります。

もちろん外見的な変化も重要ですが、これらのうちのいくつかが当てはまるようであれば、一度病院で診察してもらったほうがいいかもしれません。

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